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データ復旧のプロが薦める災害対策・NASの故障対策とは?

投稿日:2019年5月10日 更新日:

あなたの会社は大丈夫? 突然の災害や故障によるデータ損失の危険性

私たちが暮らす日本は、周囲を海に囲まれ、四季のある自然豊かな国です。
その半面、地震・豪雨・台風・落雷・猛暑など、自然の脅威とも隣り合わせで、災害によるデータ損失の危険性も高まります。
企業・団体が災害に対して行う取り組みには、2種類の視点を持つことが必要です。
ひとつは人的・物理的被害を軽減するための「防災」 オフィス家具の転倒防止対策や、オフィスの耐震対策など人命の安全確保に対することです。
もうひとつは災害発生後、迅速に企業活動を再開するための「事業継続対策(BCP)」です。

様々なことがありますが、特にデータのバックアップや設備を守るための対策が重要となります。
あらゆるものがデータ化されている現代において、企業や団体にとって「データ」は事業と緊密に結びついています。
そんな大切なデータを守るための対策、みなさんはどのようにされていますか?
データのバックアップへの意識は高まってきており、最近では、データのバックアップ用としてNAS機器を導入している企業も多くあります。
「NASでRAIDを組んでいるから大丈夫」と思われている方もいらっしゃいますが、実際には機器の寿命や故障等である日突然エラーが発生してしまうことも珍しくありません。
「機器の故障」と「災害」、どちらも予知できることではありませんが、事前に対策をすることは可能です。
いざというときのリスクを低減させるため、日頃からの心がけと対策のポイントをデータ復旧のプロが教えます。

企業・団体が取り組むべき災害への備え・リスク管理

防災の面から考えて、企業・団体が備えるべき対策は、次のようなことが考えられます。

1.勤務する社員とその家族の安否確認
2.対策費用及び完全復旧資金の確保に関する取組み
3.企業の基本をなしているITシステムの復旧と正常化に向けた取組み
4.顧客及び取引先の状況の確認と対策
5.電気・水道・通信・道路状況の把握と正常化
6.事業活動するためのオフィスの正常化
7.生産活動復旧の為チェックと諸準備
8.通信手段の確保

引用文献 1)金森喜久男「中小企業の潜在的リスクとは何か! : 天災に備える事業継続」(『追手門学院大学ベンチャービジネス・レビュー』第 11 巻、2019 年、9-10 ページ)

その他に、 オフィス家具・備品の固定や、避難時の経路確保、帰宅困難時のための非常時用の備品の購入・備蓄なども日頃から 準備しておくと安心です。
(総務省のサイト 災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~は 家庭向けですが、具体的な対策方法を知ることができます。)

企業・団体にとってまず災害対策で大事にしなければならないのは、災害時に発生するリスクを想定し、見える化させる事です。
実際に災害が起こった時に備えて、いざというとき実際に動けるかという訓練・検証も行い、より良い状態で事業継続できることが重要です。

被災した機器の実例から見る対策ポイント

私たちのもとに持ち込まれる機器の中には、災害により様々な被害を受けたものもあります。
災害に備えて対策をしていた機器と、対策をしていなかった機器とでは、データの損失程度や 業務再開までのスピードが大きく異なります。
実際に対応した実例を交えて、対策のポイントをお伝えします。

災害に対する対策と実例

【成功例:遠隔の相互バックアップが早期業務再開のカギに】

この企業様は熊本県に本社があり、宮崎県にも支社をおかれていました。
2016年の熊本地震の際、熊本県の本社では、非常に大きな被害が発生しました。
NASやPCもほとんど故障してしまったため、使用中のデータや蓄積していたデータをすべて失ってしまった状況でした。
しかし、この企業様は熊本⇔宮崎で相互間バックアップの設定を行っていたため、熊本の本社のデータは宮崎の支社に無事残っていました。
こうして普段から備えてた甲斐があり、いち早く業務を再開することに成功しました。

【失敗例:バックアップ機器も被害に… 被災範囲の想定をしていなかった】

この企業様はNAS機器でデータを共有し、外付けHDDへ毎日バックアップを実施されていました。
ある日、火災が発生し、建物が全焼してしまいました。
もちろん、使用していたPCやNAS、バックアップしていた外付けHDDも全焼してしまい、復旧できない状況でした。
大切なデータをすべて失ってしまいました。

どちらもバックアップは取られていましたが、大きく違ったのは「遠隔」でのバックアップがされているかどうかでした。
データのバックアップ方法として、私たちは「3-2-1ルール」を推奨しています。
3-2-1ルールに関しては、下記のリンクからご参照ください。
災害に備え、企業が行うべきバックアップ対策「 3-2-1ルール」

機器トラブルを回避するポイントとバックアップの方法

バックアップ用としてよく使われるNASは、突然の故障や人的ミス等によってデータを失ってしまうこともあり得ます。
NASのトラブル回避のためには以下のことを推奨しています。

・正しい電源の切り方をする
・熱がこもりやすい場所に設置しない
・定期的にほこりを取り除く
・振動や衝撃を受けないように設置する
・耐久性の高いHDDを採用する
・初期設定時にゴミ箱(trashbox)を設定しておく
・バックアップを設定しておく

上記の対策方法は機器の故障やデータを誤って消してしまったときに有効です。
またバックアップの方法としては、決まった日数分のデータをすべてバックアップする「フルバックアップ」
変更・追加のあった箇所をバックアップする「差分バックアップ」があります。
「フルバックアップ」は全てのバックアップを取るため多くの時間や容量を必要としますが、保存漏れの防止や過去のデータを取り出す事ができるので有効です。
一方「差分バックアップ」でもNASの自動バックアップのスケジュールを設定することにより、次のスケジュールが来るまでであればデータを取り出せる見込みがあります。
ただし、そのまま使用し続けると上書きがかかってしまう可能性があるため、すぐに機器の使用を止める事をお薦めします。
その他にもバックアップの手段は様々な方法がありますので、下記のリンクからご参照ください。
サーバー・NAS故障によるデータ消失を防ぐ3つのポイント

お薦めのNAS  故障対策・災害対策でデータを守る

NASに搭載されているHDDにも寿命があり、一般的には4、5年程度と言われています。
故障してしまってからでは、前述の失敗例のように手遅れになってしまいます。
HDDは消耗品であることを念頭に置き、定期的なバックアップ、新しい機器へのデータの移行(リプレース)をすることをお薦めします。
災害などにより障害が発生した場合、 事業再開や業務の復旧には長期期間が必要になります。
早期の業務再開をするためには、遠隔地にデータのバックアップをすることを推奨しています。
遠隔地にそれぞれNASを置くことで災害によるデータ消失を防ぐことができます。
データ消失対策には 遠隔地間でのデータバックアップがお薦めです。

株式会社リプラスでは、災害対策の一環として、GUARDIAN+Rで日常バックアップの提供を行っております。
GUARDIAN+Rでは、遠隔地に設置した機器同士でバックアップデータを保存することで、社内で保有している大切なデータを守ることが可能です。

GUARDIAN+Rについて詳しく知りたい方は、是非弊社までお問い合わせください。

GUARDIAN+Rについてのお問い合わせはこちら

 

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プロの信頼するおすすめの強いNASをご紹介します。いろいろなタイプのNASがありますので、ランニングコストも含めたコスパの高いNASを見つけてくださいね。

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