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NASとSANの違いとは?それぞれのメリット・デメリットと拡張性を解説!

投稿日:2021年9月30日 更新日:

社内の資料やデータを共有するにはネットワークストレージが便利です。ネットワークストレージの方式にはNASとSANがあります。
自分の会社にNASとSANのどちらを導入するべきか判断するには、それぞれの特徴や用途をよく理解しておくことが必要です。

今回は、NASとSANの基礎知識や導入するメリットとデメリット、各ストレージの拡張性について解説します。

NASとは?NASの基礎知識とメリット・デメリット

NASとは「Network Attached Storage」の頭文字をとったものです。
有線または無線LANでアクセスできるネットワークストレージで、OSを内蔵しているため単体でデータサーバとして機能します。
NASは通常のHDDと同様にファイルシステムを介してディレクトリとファイル名でデータを指定し、NFSやCIFSといったファイル転送プロトコルで送受信します。
また、データの保守性やアクセススピードを高めるためにRAIDで組まれるのが普通です。

NASのメリット

NASの最大のメリットは、LAN接続で簡単に構築でき、機器もSANと比べて安価なので導入コストを抑えられることです。設定にも高度な専門知識は要求されません。
ファイルシステムを持つため、異なるサーバ同士でファイル共有ができるのもNASの特長といえます。

NASのデメリット

デメリットは一般的なファイルサーバに比べてカスタマイズ性が低いことです。
扱うデータ量が膨大になるとNASの性能では処理速度が追いつかなくなる可能性もあります。

SANとは?SANの基礎知識とメリット・デメリット

SANは「Storage Area Network」の略称です。NASが他のコンピュータと同じネットワーク内に存在するのに対し、SANではサーバを隔てて独立した専用のネットワークを構築します。

複数のサーバとファイバチャネルでつながれ、SCSIプロトコルを用いたブロックベースでのデータ転送をおこなうのが特徴です。
ファイルシステムを介さないためアクセススピードは高速です。SANには、ファイバチャネルを使用するFC-SANと、IPを使用するIP-SANがあります。

SANのメリット

専用のネットワークでサーバと接続されていることで、既存のネットワークに負荷を与えなくてすむのがSANのメリットです。
4Gbpsから8Gbpsといった高速かつ大容量のデータ転送を実現できます。SANはNASよりも性能と信頼性が高く、データベースや基幹業務向けの用途に適しています。

SANのデメリット

その反面、導入から運用、保守のために専門性の高いスキルが必要です。
また、機器が高価で新規にネットワークを構築しなければならないので、導入コストが大きくなるのもデメリットといえます。
ファイルシステムを持たないSANでは、原則として異なる機種間でのファイル共用もできません。

NASとSANの拡張性の比較

扱うデータ量が増えるにつれ、ネットワークストレージの容量を増やす必要が出てきます。NASの場合は内蔵しているHDDの増設や換装をすれば容量自体は簡単に増やせます。
もちろん、RAIDの再構築やデータ移動の手間はありますが、コストやスキルはそれほど要求されません。面倒なら新しいNASをネットワーク内に設置すればよいでしょう。

ただし、扱うデータ量が増えるのに合わせてネットワークの帯域も広げていかないと、データ転送のパフォーマンスが落ちる可能性があります。

一方、SANも高い拡張性を誇りますが、容量を増やす際にサーバ側の操作も必要になるなど高度な専門知識やスキルが求められます。
しかし、専用ネットワークを持たないNASと違い、SANなら扱うデータ量が増えてもLANのアクセススピードにさほど影響を与えません。

中小企業ならNASを採用するのがおすすめ!

大企業では基幹業務や扱うデータベースの規模が相当なものになるため、高性能で信頼性も高いSANを導入するのが一般的です。
中小企業がネットワークストレージを導入する場合は、業種にもよりますが扱うデータ量がそれほど大きなくければNASを選択するほうが無難です。
SANよりも導入のハードルが低く、コストを大幅に抑えられるのがその理由です。
NASも大容量化・高性能化が進んでいるため、高価なSANを導入しなくても十分なパフォーマンスが期待できます。

「興味はあるが、うちの会社には合わないかもしれない」「コストをかけたのに導入に失敗したらどうしよう」といった心配もあるでしょう。
NASを採用するのが不安だと感じている経営者のために、リプラスではQNAP社製のNASの無料貸出サービスをおこなっています。

本格的に導入する前に、無料貸出サービスで性能や使用感を確かめてみるとよいかもしれません。
特に、テレワークでの活用を目的としているなら、クラウド連携が簡単にできるQNAP社製のNASがおすすめです。
まずはNASを試用してみて、性能不足を感じたときに改めてSANを検討するのが理にかなっています。

NASとSANの特徴を理解して適切なものを採用しよう!

NASは低コストで比較的簡単に導入可能なネットワークストレージです。SANはNASよりも高性能で高速ですが、導入・運用には専門的な知識が必要でコストもかかります。

それぞれの特徴を理解して、企業規模や用途に適したものを導入しましょう。
QNAP社製NASにはSANと互換性のあるモデルも存在し、NASの導入後にSANを追加するといった併用も可能です。
株式会社リプラスでは、QNAP社製NASを採用したGUARDIAN+Rを用意し、無料貸出サービスもおこなっています。
NASとSANのどちらを採用するか迷っているなら、ぜひGUARDIAN+Rの無料貸出サービスを利用して、検討の一助としてみてください。

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