データ復旧 GUARDIAN データバックアップ データ保存の豆知識 サーバ RAID・NAS ハードディスク(HDD)

RAIDの長所と短所からみるファイルサーバー導入に大切なこと

投稿日:

RAIDとは

RAIDとは、1988年にDavid A. Patterson, Garth A. Gibson and Randy H. Katzによる論文「A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks (RAID)」からきています。

当時のHDDは、大容量で高性能なものは高価であったため、安価で容量の少ないHDDの使用が一般的でした。そこで、安価なハードディスクを複数台組み合わせて、冗長性のある大容量のストレージを構築するために提案されました。しかし現在では、コストよりも安全性が求められることが多い点から「Inexpensive(安価な)」ではなく「Independent(独立した・個別の)」として紹介されることがあります。

今もRAIDが普及している理由

時代が進むごとに1台あたりのHDDの容量は大きくなり、しかも低コスト化しているのに、なぜ今でもRAIDが普及しているのでしょうか

一つには、扱うデータ量が増えたことがあります。今や一人一台のパソコン使用が当たり前になっています。インターネットやパソコンの普及に伴い、急激に世の中のデータ流通量が増大しています。
もう一つは、大容量データの冗長性を保つためです。HDDは消耗品のため、突然故障して、データを失ってしまう可能性があります。システムの冗長性を保つことは、今も昔も変わらず重要視されています。

 

RAID導入のメリット

冗長性の確保

複数のハードディスクを組み合わせたRAID(RAID0は除く)では、一台のハードディスクが故障してもシステムは停止せずに稼働を継続できます。これによって冗長性を確保できるので、システムの信頼性を向上できます。

容量の拡大

RAIDは、ハードディスクを複数台組み合わせることにより、仮想的な一台のハードディスクとして使用する技術です。例えば、1TBのHDDを4台組み合わせることで、最大4TBまで使用出来るように構成することが出来ます。

処理速度の向上

一つの処理を複数のハードディスクに分散することにより、データの読み書きを高速化することも可能です。

 

RAIDの違い(信頼性・容量・スピード)

ここでは、一般的に使われているRAIDレベルを紹介します。

RAIDレベル 信頼性 利用可能容量 スピード
RAID0 ×
RAID1 × ×
RAID5
RAID6
RAID10

使用用途によりおすすめは異なります。

アクセス速度最優先
RAID0となります。
ただし、冗長性がなくHDD1台の故障で全データがロストされます。このため、障害時にデータがなくなっても問題ない環境での利用となります。
少ないHDDで冗長化したい
RAID1となります。
ただし、実際に利用できるデータ容量がHDD1台分となります。
重要データのため安全優先
RAID6となります。
ハードディスクの同時障害2本までデータは保全されます。ただし、実際に利用できるデータ容量は全HDD数-2台分となります。

 

RAIDは完璧?

ここまでくるとRAIDにすれば大丈夫と思えますが、はたしてそうでしょうか。
データ復旧のご相談をされるお客様の話を伺いますと、「RAID5構成の機器でHDDが1台故障したため新しいHDDを入れてリビルドしたらデータが消えてしまった」「診断したらHDD全部に障害が発生していた」などはよくあることです。
購入時に、始めからHDDが入っている機器の場合、同じ時期に製造されたものは入っていますので、1台に障害が発生すれば他のHDDも同じ時期に障害が発生する可能性があります。またメーカーやHDDのスペックによって、品質に差があり障害が発生する可能性があります。そのためRAIDを導入するか否かに関わらず、バックアップを取るなど、万が一を考えなければなりません。

また、RAID0だから速いことだけでなく、同時に「筐体の性能」によってもファイルのオープン、保存が速さが大きく違うのもまた事実なのです。

弊社では、高耐久ハードディスクを使用したデータバックアップシステム「GUARDIAN+R」を提供しています。NASの導入の際は、選択肢の一つとして是非お勧めいたします。

★GUARDIAN+Rオススメのポイント★

◎高耐久HDDを採用
WD製の24時間365日稼働するNAS用に作られた高耐久HDD、「WD Gold」「WD Red」を使用し、故障しにくい設計で長時間使用の不可に耐えうる高性能なバックアップ機器を実現しました

◎データ復旧保障
万が一の故障・不具合に備え、データ復旧の無料サービスを付帯しています

◎無料出張設定サポート
機器の初期設定から導入時の設置作業を担当スタッフが訪問し対応します

◎クラウドサービスとの連携
自動同期によるオンラインバックアップで災害からデータを守ります。もしもの時のBCP対策にもなります

NAS機器のトラブルによるデータ復旧今後のバックアップ体制について、お気軽にご相談ください。

 

 

データ復旧/直近の対応実績機器

■サーバー
Express5800、ProLiant ML110、Primergy TX1310、PowerEdge T410、PowerEdge T320、PowerEdge1950、Xseries346、Primergy TX200S5、PowerVault 745N

■LinkStation
LS-WX2.0TL/R1、LS410D、LS-X1.0TLJ、LS-VL、LS-CH1.0TL、LS420D、LS-WX2.0TL/R1J、LS-WH2.0TGL/R1、LS410D0201、LS220D0202、LS420D0802、LS-QV4.0TL/R5、LS-WVL、LS-Y2.0TL、LS-WX1.0TL/R1、LS-CH500L

■TeraStation
TS-H2.0TGL/R5、TS-XE4.0TL/R5、TS-XE2.0TL/R5、TS-WX2.0TL/R1、TS-1.0TGL/R5、TS-X2.0TL/R5、TS-X4.0TL/R5、TS-XL

■LANDISK
HDL2-A、HDL-CE、HDL-A2.0、HDL2-A4.0、HDL-XR4.0、HDL2-AH4.0、HDL-CE2.0、HDL-GT1.0、HDL-CE2.0B、HDL-CE1.0、HDL-XR2.0、HDL2-AH2.0、HDL-T2NV、HDL-XV4.0、HDL-GTR2.0、HDL-F300

■NAS
ReadyNAS RN10400、ELECOM NSR-MS4T2BLB、LaCie、LCH-2B2TQ、Synology DS410、ASUSTOR AS3102T

特急データ復旧Win-Get! 株式会社リプラス
フリーダイヤル:0120-703-845

-データ復旧, GUARDIAN, データバックアップ, データ保存の豆知識, サーバ, RAID・NAS, ハードディスク(HDD)
-, , , ,

執筆者:

関連記事

共有のNAS・サーバーが壊れた!データが必要な時はデータ復旧or修理?

Contents1 機械の故障は突然やってくる!2 データ復旧or修理2.1 「データ復旧」で出来ること2.1.1 「データ復旧」…

続きを読む

サーバーのCドライブにアクセスできない!「Cドライブ」の名前の由来と、本当にあった復旧事例

  Contents1 サーバー、パソコンにアクセスできない!2 「Cドライブ」の名前の由来2.1 Cドライブ、Dドライ…

続きを読む

システム課や保守業者でサーバーが直らなかった時の『 対処法 』

まさか、保守業者でもデータの復旧ができないなんて! ある日突然、会社のメインサーバー(サーバー機)に不具合起き、システムのダウン。…

続きを読む

ファイルを保存するだけがNASじゃない!3つのNAS活用術

Contents1 NASの使い方で仕事の効率が大きく変わる!?2 3つのNAS活用術2.1 その1-フォルダごとにアクセス制限を…

続きを読む

NASをご利用の方必見!バックアップを取るにはこれがオススメ!

  Contents1 RAIDを構築しただけで安心していませんか?2 NASへのバックアップメディアは何がいい?2.1…

続きを読む