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サーバ・RAID・NASの寿命を長持ちさせる方法

投稿日:2019年2月20日 更新日:

今や私たちの生活には欠かせないIT。
そのデータを保管するため、多くの企業は多数の機器を導入しています。
機器の形式はサーバーであったりNASであったり様々だと思いますが
サーバーやRAID、NASは、普通の外付けハードディスクに比べ高耐久で高額なもの。
しっかり管理し、長く使いたい…!そう考える人も少なくないでしょう。

精密機器、ゆえに取り扱いは慎重に。
正しく管理を行えば、その性能は長くしっかりと発揮されます。
肝心な時に「困った!」とならないよう、日々のメンテナンスをしっかり行いましょう。

機器の寿命を長持ちさせるために

一口に「機器」と総括しても、その種類は様々です。
それぞれの特徴を抑えつつ、メンテナンス方法を学んでいきましょう。

①サーバーの特徴とメンテナンス


サーバーとは、総じて大容量の情報や処理結果を提供する機器のことを指し、複数の機能が存在します。
ファイルサーバ、ホームページを表示するWEBサーバ、DBサーバと、用途によって多岐に渡ります。
また、ほとんどのサーバーは大量のユーザアクセス、および大量のトラフィック通信が必要となります。
そのため、高いセキュリティ性や、故障しにくいといった信頼性、いわゆる24h365体制を強く求められます。
常時接続・稼働という条件下で使用する機器のため、トラブル発生を未然に防ぐ手段が必要です。

有効な方法として、監視ツールの使用が挙げられます。
監視ツールには以下の機能が存在します。

「死活監視」
サーバに定期的に信号を送り、サーバが正常に動作しているかチェックをしてくれます。
もし、信号をおくってもサーバから返答が来なかった場合、異常が発生したと認識できます。
「アラート通知機能」
障害が発生した際、メールや音声などで知らせてくれます。
「リソース監視」
CPU利用率、ハードディスク使用率、メモリ使用率等で異常値が発生した場合、アラートをあげてくれます。
またハードディスクやメモリ等に不良が発生していないか、健康診断的な役割もあります。

このような監視ツールですが、オープンソースで無料使用可能なものもいくつかあります。
以下にいくつかご紹介致します。

Nagioshttps://www.nagios.org/(無償)
監視ソフトのインストール可能OS:Linux系OS、Unix系OS
監視対象:Windows系OS、Mac系OS、Linux系OS、Unix系OS、NAS系サーバ
Zabbixhttps://www.zabbix.com/jp/(無償)
監視ソフトのインストール可能OS:Linux系OS、Unix系OS
監視対象:Windows系OS、Mac系OS、Linux系OS、Unix系OS、NAS系サーバ
パトロールクラリスhttps://patrolclarice.jp/(有償)
監視ソフトのインストール可能OS:Windows系OS、Linux系OS、Unix系OS
監視対象:Windows系OS、Mac系OS、Linux系OS、Unix系OS、NAS系サーバ

サーバーは複雑かつ、高性能な機器です。
バックアップも合わせ、慎重に管理していきましょう。

②RAIDの特徴とメンテナンス


RAIDとは、複数台のハードディスクを組み合わせ、仮想的に1台のハードディスクとして運用する技術です。
サーバーと大きく異なる点として、RAIDやNAS機器はファイルサーバに特化していることです。

日本ではTeraStation・LANDISKなどがよく使われています。
RAID1(ミラーリング)RAID5といった、ディスクが1台故障してもそのまま運用できるものもありますが
使用されているハードディスクは製造時期が同じため、故障するときも同じタイミングであることが多いです。
メンテナンスの方法としては以下のものがあります。

メンテナンス機能を使用する
専用の管理画面から運用するハードディスクが問題なく読み取りできるか、不良セクタがないか
またファイルシステムに異常がないかをチェックする機能があります。

TeraStationやLinkStation(BUFFALO製)についてはこちら
http://buffalo.jp/download/manual/html/hsdhtgl/k_lsハードディスクcheck.html
http://buffalo.jp/download/manual/html/lsvl/k_raidcheck.html
LANDISK(IODATA製)についてはこちら
https://www.iodata.jp/support/product/hdl-f/manual/htm/chkdsk.htm

RAIDはエラーが出ても、修復できる可能性が十分にあります。
しかし油断すると、複数のハードディスクが故障した際、大変な目に遭ってしまいます。
エラーや異常が発生した際には迅速に対応しましょう。

③NASの特徴とメンテナンス


小規模のオフィスや部署では、ハードディスク1台で運用するLinkStationLANDISKといった
NAS(=ネットワークで繋ぐことができるハードディスク)をお使いの方も多いと思います。
ハードディスク1台での運用となると、ディスクが故障してデータの取り出しができなくなるリスクが高まります。
廉価なものは市場にたくさん出回っていますが、内蔵されているハードディスクの耐久性が低いものが使われていることが多く壊れやすいです。
バックアップ対策を行うことも非常に重要ですが、メンテナンスの方法としては以下のものがあります。

不要ファイルやアプリケーションの削除(ディスクのクリーンアップ)
負荷を減らすため、未使用・頻度の低いファイルやアプリケーションのチェック・削除を行いましょう。
定期的な買い替えやバックアップ
ハードディスクは消耗品です。機器に異常が発生する前に、データの移行を行い、バックアップを徹底しましょう。

ハードディスクが一台しか入っていないということは、RAIDと違い
自身でバックアップの体制をしっかり整えなければならないということです。
定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。

ハードディスク(HDD)のメンテナンスのまとめ


サーバ、RAID・NAS機器は、それぞれ独自のメンテナンスが必要となります。
しかし、すべてに共通し、気を付けたいのはすべての機器にハードディスクが使用されているということです。
つまり、ハードディスクの寿命を長持ちさせることが、機器の寿命を長持ちさせることにもなるのです。
ハードディスクの手入れには、以下のような取り組みが有効です。

・物理的な手入れを行う
ホコリをためない
→エアダスターでほこりを払う。内部に入り込まれたら厄介
異音チェック
→動作音に変化がないかチェック。いつもの音でもリズムが速かったり、不規則な場合は要注意
駆動チェック
→駆動中の温度や反応をチェック。短時間で高温になったり、操作を止めても熱が下がらない場合は要注意
・専用ラックを利用する
精密機器は「熱」や「ホコリ」には弱いものです。
それらから機器を守るために専用ラックの導入をオススメします。
タワーサーバー用ラック
https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-SV014?tpgl=ck&utm_medium=affiliate&utm_source=vc
RAID、NAS向けラック
100-SV012 ルーター・NAS・ハブ収納ボックス
https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-SV012?tpgl=ck&utm_medium=affiliate&utm_source=vc
など
・専用ソフトウェアを使う
サーバのように監視ソフトを導入せずとも、フリーのツールの簡易にハードディスクの健康診断が可能です。
以下が代表的なものなので、ご紹介致します。
・ハードディスクやSSDの状態をチェックするソフトウェアを利用する
例)CrystalDiskInfo、SmartChecker Mini など
(参考サイト:https://freesoft-100.com/pasokon/ハードディスク_check.html

少しの手間が、機器の寿命を延ばします。
手遅れになる前に、日々のお手入れをしっかりと行いましょう。

それでもやはり、寿命はつきもの

日頃から心がけて使用しても、精密機械は消耗品であり、残念ながらいつか必ず寿命は訪れてしまいます。
以下の現象が見られたら、機器が寿命を迎えつつあるサインです。

・動作が異様に遅く感じる
・使用時に異音がする
・特定のファイル、フォルダだけが開けなくなった
・パソコンで使用している最中、仮想メモリに関するエラーが頻発する

データは喪失してからでは取り戻すことはできません。
前兆のサインを押さえておくことで、大切なデータのバックアップは充分間に合います!

また、弊社ではNASの導入をお考えのお客様へ、高耐久ハードディスクを使用したデータバックアップシステム「GUARDIAN+R」を提供しています。
お客様の利用用途、環境に応じた最適なNASのモデルを提案し、またRAID設定もしっかりと行います。
また、万が一データ復旧が必要となった場合も、保守サービスご契約中はデータ復旧が完全無料です。
大切なデータを安全に運用するため、自信をもっておすすめします。ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

・データバックアップシステム「GUARDIAN+R」の詳細はこちら

それでも、万が一、データを失うことになってしまったら。

弊社リプラス「特急データ復旧Win-Get!」では、サーバ・RAID・NASのデータ復旧実績も数多くございます。
いずれもデータ復旧に成功し、大変喜ばれております。
その際に、現地出張対応も行っており、日本全国に拠点があるため、迅速にデータ復旧を行うことが可能です。
お困りのお客様はぜひお問い合わせください。

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