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データの保存に活用されている「ハードディスク」
パソコンにデータを保存しておくためには、記憶媒体が必要です。
そのなかで最も一般的なのがハードディスクで、数多くのパソコンに搭載されています。
バックアップや容量不足解消ため、外付けハードディスクを利用されている方も多いでしょう。
最近は安価に手に入るようになり、ハードディスクは会社、個人問わず幅広く使われています。
ハードディスクの寿命
一方で、ハードディスクは消耗品であるため、いつかは寿命が訪れます。
ハードディスクの中身は、データを記録する円盤状の「プラッタ」と、読み書きを行う「ヘッド」の組み合わせで構成されています。
この「プラッタ」はデータが記録される際、毎分数千回転で動き続けるため、当然ながら劣化してしまうのです。
ハードディスクの寿命は一般的に3~5年ほどといわれているため、定期的にバックアップをとり、交換を行うことが必要です。
また、普段から適切に使用することで、ハードディスクの負荷を軽減させることができます。
前回、ハードディスクの寿命を長持ちする3つのポイントをご紹介しました。
ハードディスクの寿命 ~長持ちさせる方法3選
~ハードディスクの寿命を長持ちさせる3つのポイント~
①設置場所の温度・湿度管理をする(ハードディスクは熱に弱い!)
②ちりやほこりを溜めないようにする
③いきなりパソコンの強制終了をしない
ただし、いくら上記ポイントをおさえても、寿命は必ず訪れます。
故障して使えなくなってしまうと中のデータが破損してしまうこともあり、データ復旧が必要になります。
ハードディスクの故障には「論理障害」と「物理障害」の2種類があります。
それぞれ原因も対処法も異なるため、データ復旧の難易度も変わります。
ひとえに「故障」といっても、その種類によって深刻度が異なるのです。
今回は、「論理障害」と「物理障害」、この2つのハードディスクの障害種類の違い、特徴についてご紹介します。
論理障害…データに不具合が発生している
「論理障害」とは、ハードディスク自体には問題ないものの、内部に保存されているデータに不具合が発生している状態を指します。
代表的な論理障害の症状
・「フォーマットされていません」と表示される
・OSが起動しない
└「Operating System not found」と表示されて、パソコンが起動しない
・ソフトウェア異常による障害
・ファイルシステムの損傷・異常
「ファイルシステム」とは…?
データを保存できるのはファイルシステムのおかげで、これがないとパソコンやUSBメモリなどが使い物にならなくなってしまいます。
上記に挙げた論理障害の症例はあくまで一例です。
当然ながら、論理障害のまま放置すると障害状況が悪化したり障害箇所が増える可能性があるため、早期復旧が必要です。
人の体にも「のどの痛みが治らない」、「熱っぽさがある」など、病気の初期症状が表われることがあります。
上記のような初期症状を見逃さず、早め早めの治療が大切なのは人もハードディスクも同じ。
ハードディスクから異音がしていないかをチェックしたり
ディスク内の不要なアプリケーションを削除して、空き領域を整理したりなど
ハードディスクの健康状態を、外部、内部ともに定期的に確認するようにしましょう。
ハードディスクも人の体と同じく、定期的に「健康診断」を行い異常を早く察知して、「適切な治療」を行うことが重要、ということです。
医者と同じく、ハードディスクの修理やデータ復旧にも「専門家」がいますので
困った時は自己判断せず、専門家に適切な治療を行ってもらうようにしましょう。
論理障害が悪化すると、より高度が技術レベルの「手術」が必要になってしまいます。
物理障害…ハードディスクそのものが故障している
ハードディスクの故障のうち、ハードディスクそのものの破損によって起こる障害が物理障害です。
冒頭にご紹介したように、ハードディスクは「プラッタ」や「ヘッド」など様々な精密部品で構成されており
それらが破損することで起きる障害です。
代表的な物理障害の症状
・ハードディスクから「カチカチ」「ジー」「コツンコツン」などの異音が聞こえる
・BIOS画面でも、ハードディスクを認識していない
・電源を入れると焦げ臭いがする
・水没、落下、火災などの後にディスクが異常になった
物理故障の原因は、ハードディスクの落下や振動による衝撃、水没、熱暴走等がわかりやすい例です。
また経年劣化による部品の故障は、ハードディスクが消耗品である以上は避けられません。
こうなるとハードディスクの「手術」が必要です。
専門の技術者が、内部の部品交換等を行い移植をするなど、より高度が技術が求められます。
日ごろから、大切なデータはきちっとバックアップしておきましょう。
なお、ハードディスクの分解作業は、必ず専門家(データ復旧業者)に依頼しましょう。
プラッタの傷など確認しようと、むやみに分解するとその後の復旧率が大きく低下してしまいします。
特急データ復旧ウィンゲットは、ちりやほこりの侵入を防ぐクリーンルームで、より高度な技術力をもつエンジニアが分解作業を行っています。
障害が発生したときは、どうすればいい?
論理障害と物理障害は原因が異なるため、障害が発生した際の対処も異なります。
ただし論理障害と物理障害の見極めは難しく、症状が似通っている場合があるため、一概に「こういう症例であれば、論理(物理)障害だ」とはいえません。
こちらで紹介した「論理障害」と「物理障害」の見分け方はあくまで目安ですが
大切なのはどういった症状でも、異常の早期発見と復旧が必要であるということです。
むやみにハードディスクへの通電を繰り返すことで、状態が悪化してしまい深刻度(復旧の難易度)が上がってしまうことがあります。
私たち特急データ復旧ウィンゲットは、何万件ものお客様のハードディスクをお預かりするなかで
悪化した状態を放置してしまった結果、データが復旧できなく辛い思いをするお客様の姿を見てきました。
そうならないために、何か異変を感じたらまず特急データ復旧ウィンゲットにご相談ください。
全国(札幌・秋葉原・新宿・横浜・名古屋・大阪・福岡)に直営オフィスをもち、物理故障も対応できる、高度な技術力を持った専門家が常駐しています。
緊急時は出張でかけつけますので、お困りの際は、いつでもご相談ください。


フリーダイヤル:0120-703-845
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