BCP対策 GUARDIAN ITお役立ち情報 QNAP RAID・NAS おすすめバックアップ機器 データバックアップ データ保存の豆知識 データ復旧 データ復旧の技術 ハードディスク(HDD) バックアップ方法 機器の故障と原因 長期保存

NASの暑さ対策とは?機器を効果的に冷却してNASの故障を防ごう!

投稿日:2021年9月4日 更新日:

NASは電気機器であるため常に発熱しています。
冷却用のファンがついていますが、高温環境下では熱がこもりやすいものです。

放熱がうまくいかなければ故障してしまい、業務が滞ってしまうだけでなく、重要なデータを損失する恐れがあります。
今回の記事ではNASが暑さで故障してしまう原因や、夏場の暑さ対策について詳しく解説します。
⇒【特急データ復旧ウィンゲット  データ復旧のお問い合わせこちら】

NASが暑さで故障するときの症状や原因は?

NASは「Network Attached Storage」の略称のとおり、ネットワークを通じてアクセス可能な外部ストレージです。

ストレージとは記憶媒体のことで、具体的にはHDDを意味します。
つまり、NASの内部は複数台のHDDで構成されているわけです。

NASが暑さで故障するときは、ほとんどの場合HDDに不具合が発生して正常にデータへアクセスできない状態になっています。
HDDは磁気ディスクを高速回転させてデータの読み書きをおこなうため、必然的に発熱量が大きくなります。
うまく放熱できなければ、HDDの部品が変形・劣化して物理的な損傷さえも起こりかねません。

また、誤作動が発生してデータが誤って消去されたり、ひどいときにはHDDから出火したりするケースもあります。
NASには冷却ファンがついていたり、ファンレスでも放熱できる筐体のモデルがあったりするので、部屋が多少暑いからといって簡単に故障するものではありません。

しかし、ファンが経年劣化して回っていない場合や、筐体にホコリがたまっている場合には熱がこもってしまいます。

NASを壁際などに設置するのも、故障の原因となります。
筐体近くに熱をさえぎるものがあると、放熱がうまくできないためです。

NASを暑さから守る効果的な対策とやってはいけないこととは?

NASの暑さ対策の1つ目は「室温管理」です。
NASを設置している部屋に人がいないとき、高温になっている可能性があるので注意してください。

2つ目の対策は「設置場所に気をつける」ことです。
熱がこもりやすい壁際はもちろん、窓際など直射日光が当たるような場所も避けなければなりません。

3つ目は「筐体のメンテナンス」です。
定期的に筐体を開けて内部に溜まったホコリを掃除し、冷却ファンが故障していないかチェックします。

対策の4つ目は「冷却効果を高める」ことです。
HDDに専用の冷却シートを貼り付けたり、扇風機などの風が当たるようにしたりして、高温環境下でも放熱しやすいように対策しましょう。

NASが高温になっているときに、やってはいけないこともあわせて紹介しておきます。
1つは、「再起動や電源のオンオフを繰り返す」ことです。

電子機器の動作が重くて不安定になったとき、再起動や電源のオンオフを試すのは一般的な対処法ですが、いわゆる熱暴走状態になっているときは逆効果となります。
起動時の消費電力は大きいため、さらに発熱量が上がり状況が悪化してしまうからです。

また、早く熱を冷まそうとして「急激に冷却する」のもやってはいけません。
機器の内部に結露が発生し、電子部品に致命的なダメージを与える恐れがあるためです。

氷水を入れた袋や凍った冷却用ジェルなどで冷やしたりすると、故障の原因になりやすいので絶対にやめましょう。
NASの電源を落として自然冷却させるのが最も適切な対応です。

NASが暑さで故障してしまったらデータ復旧は可能?

高温下で使用していたNASが故障してしまっても、データ復旧がおこなえる可能性はあります。
ただしそれは、故障に気がついてから速やかにデータ復旧の専門業者に依頼した場合です。
⇒【特急データ復旧ウィンゲット  データ復旧のお問い合わせこちら】
暑さによる故障に限りませんが、HDDのデータ復旧を自力でやろうとするのはおすすめしません。
磁気ディスクやヘッダなどが物理的に損傷している状態で無理に起動させれば、さらに傷が増えて専門的な技術を使っても復旧が困難になります。

特にNASはRAIDを組んで、複数のHDDを運用しているケースが多いです。
RAIDは間違ったやり方で復旧させようとすると、データを消失してしまったり、データの論理構成が崩れてしまったりします。
暑さで故障したHDDの内部状況が不明のまま、リビルドなどの復旧作業を安易におこなわないことが非常に重要です。

最悪の状態になってから専門業者にNASを引き渡しても、完全なデータ復旧はほぼ見込めないでしょう。
確実に復旧するためには別のストレージに定期的なバックアップをとることです。
バックアップがあれば、突然の故障が発生してもデータ消失のリスクは減ります。

暑いオフィスでもNASの運用はできるのか?

「NASを導入してみたいが、冷房設備が不十分なオフィスでもきちんと運用できるだろうか」というような不安があって、NASの導入をためらっているネットワーク管理者もいるでしょう。

前述した暑さ対策をある程度おこなっていれば問題は起こりにくいですが、実際に運用してみないと確かに何ともいえません。
NASを実用できる環境であるか試したいなら、無料貸出サービスを利用するのがおすすめです。

株式会社リプラスにはQNAP社製NASの無料貸出サービスがあり、本格的にNASを導入する前に試用して確かめることができます。

NASを適切に冷却すれば故障は防げる!

夏場のように室内が30度前後の時、NAS機内部の温度は60度近くになります。
実際の最適動作温度(HDD本体の温度)は40度付近が良いとされており、60度以上になると寿命が1/5になるとの研究結果もあります。
室温が高かったり、冷却機能がうまく働いていなかったりしてしまうと、機器の寿命が早まってしまう危険性があります。

そのため前述のような室温や設置場所に注意し、メンテナンスや冷却効果を高める工夫をすれば、NASの暑さ対策を施すことができます。
故障かなと思ったときは、NASの電源を落として自然冷却させてから再び電源を入れて様子を見てください。

明らかに動作がおかしいときは、HDDの不具合が疑われます。
NASからデータが取り出せない状況の場合は、極力自己解決しようとせず、まずはデータ復旧の専門業者に依頼しましょう。
⇒【特急データ復旧ウィンゲット  データ復旧のお問い合わせこちら】

特急データ復旧Win-Get! 株式会社リプラス
フリーダイヤル:0120-703-845

札幌市中央区南1条西10-4-167
小六第一ビル 6F
直通TEL:011-272-0600


大きな地図で見る

東京都千代田区神田須田町2-7-3
VORT秋葉原ビル5F
直通TEL:03-6206-0970


大きな地図で見る

横浜市中区扇町1-1-25
キンガビル4F
直通TEL:050-2018-0428


大きな地図で見る

名古屋市中村区名駅2-38-2
オーキッドビル 5F
直通TEL:052-414-7561


大きな地図で見る

大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビル 7F
直通TEL:06-6131-8423


大きな地図で見る

福岡市博多区博多駅南1-3-6
第3博多偕成ビル 11F
直通TEL:092-452-7705


大きな地図で見る


北海道・東北
特急データ復旧ウィンゲット 北海道
https://www.data-hokkaido.com/
特急データ復旧ウィンゲット 青森県
https://www.data-aomori.com/
特急データ復旧ウィンゲット 岩手県
https://www.data-iwate.com/
特急データ復旧ウィンゲット 秋田県https://www.data-akita.com/
特急データ復旧ウィンゲット 宮城県
https://www.data-sendai.com/
特急データ復旧ウィンゲット 山形県
https://www.data-yamagata.com/
特急データ復旧ウィンゲット 福島県
https://www.data-fukushima.com/
関東
特急データ復旧ウィンゲット 東京都
https://www.60min-data.com/
特急データ復旧ウィンゲット 神奈川県
https://www.data-yokohama.com/
特急データ復旧ウィンゲット 千葉県
https://www.data-chiba.com/
特急データ復旧ウィンゲット 埼玉県
https://www.data-saitama.com/
特急データ復旧ウィンゲット 茨城県
https://www.data-ibaraki.com/
特急データ復旧ウィンゲット 栃木県
https://www.data-tochigi.com/
特急データ復旧ウィンゲット 群馬県
https://www.data-gunma.com/
特急データ復旧ウィンゲット 山梨県
https://www.data-yamanashi.com/
中部
特急データ復旧ウィンゲット 愛知県
https://www.data758.com/
特急データ復旧ウィンゲット 岐阜県
https://www.data-gifu.com/
特急データ復旧ウィンゲット 三重県
https://www.data-mie.com/
特急データ復旧ウィンゲット 静岡県
https://www.data-shizuoka.com/
特急データ復旧ウィンゲット 富山県
https://www.data-toyama.com/
特急データ復旧ウィンゲット 石川県
https://www.data-ishikawa.com/
特急データ復旧ウィンゲット 福井県
https://www.data-fukui.com/
特急データ復旧ウィンゲット 長野県
https://www.data-nagano.com/
特急データ復旧ウィンゲット 新潟県
https://www.data-niigata.com/
特急データ復旧ウィンゲット 滋賀県
https://www.data-shiga.com/
関西
特急データ復旧ウィンゲット 大阪府
https://www.data-osaka.com/
特急データ復旧ウィンゲット 兵庫県
https://www.data-kobe.com/
特急データ復旧ウィンゲット 京都府
https://www.data-kyoto.com/
特急データ復旧ウィンゲット 奈良県
https://www.data-nara.com/
特急データ復旧ウィンゲット 和歌山県
https://www.data-wakayama.com/
中国・四国
特急データ復旧ウィンゲット 広島県
https://www.data-hiroshima.com/
特急データ復旧ウィンゲット 岡山県
https://www.data-okayama.com/
特急データ復旧ウィンゲット 香川県
https://www.data-kagawa.com/
特急データ復旧ウィンゲット 徳島県
https://www.data-tokushima.com/
特急データ復旧ウィンゲット 高知県
https://www.data-kochi.com/
特急データ復旧ウィンゲット 愛媛県
https://www.data-ehime.com/
特急データ復旧ウィンゲット 鳥取県
https://www.data-tottori.com/
特急データ復旧ウィンゲット 島根県
https://www.data-shimane.com/
特急データ復旧ウィンゲット 山口県
https://www.data-yamaguchi.com/
九州・沖縄
特急データ復旧ウィンゲット 福岡県
https://www.data-fukuoka.com/
特急データ復旧ウィンゲット 佐賀県
https://www.data-saga.com/
特急データ復旧ウィンゲット 宮崎県
https://www.data-miyazaki.com/
特急データ復旧ウィンゲット 大分県
https://www.data-oita.com/
特急データ復旧ウィンゲット 長崎県
https://www.data-nagasaki.com/
特急データ復旧ウィンゲット 熊本県
https://www.data-kumamoto.com/
特急データ復旧ウィンゲット 鹿児島県
https://www.data-kagoshima.com/
特急データ復旧ウィンゲット 沖縄県
https://www.data-okinawa.com/

-BCP対策, GUARDIAN, ITお役立ち情報, QNAP, RAID・NAS, おすすめバックアップ機器, データバックアップ, データ保存の豆知識, データ復旧, データ復旧の技術, ハードディスク(HDD), バックアップ方法, 機器の故障と原因, 長期保存
-, , , , , , , , , ,

執筆者:

関連記事

災害対策でデータ消失の被害を最小限に!

近年、台風や豪雨により「特別警報」という言葉を耳にする事が増えてきました。 この特別警報というのは、2013年に新しい基準が設けら…

続きを読む

NAS・サーバーが壊れた!データが必要な時はデータ復旧?or修理?

Contents1 機械の故障は突然やってくる!2 データ復旧と修理の違い2.1 「データ復旧」で出来ること2.2 「修理」で出来…

続きを読む

長期連休明けにNAS・サーバーのトラブル多発!? 原因・対策は?

Contents1 お問い合わせが増える時期は?2 なぜ 長期連休明けに機器の故障が多くなるのか?2.1 事例1[電源を落としただ…

続きを読む

おすすめ度ナンバーワン! 最強クラウド徹底解析!

日常的によく耳にする「クラウド」という言葉ですが、明確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。 なんとなく分かっていても、どん…

続きを読む

サーバーが突然の故障!注意点とデータを取り出したい時の対処法

多くの会社で導入し使用されているサーバー機。 下記のメーカーが主流で、「サーバ」と呼ばれることもあります。 【サーバ機のメーカー・…

続きを読む