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ハードディスクは壊れるもの?よくある故障原因

投稿日:2019年3月22日 更新日:

パソコンや外付けHDDなど、みなさんの身近にある機械に内蔵されているハードディスク(HDD)は壊れない!とどこかで感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ハードディスクと言えど「機械」ですのでいずれは壊れる時は来ます。

今回は、そのハードディスクがどのような構造になっているのか?そこから、どのような原因で壊れるのかをご紹介いたします。

ハードディスクの構造とは?

ハードディスクは、プラッターと呼ばれる磁力を保存できる「磁性体」を塗布させた、1枚以上の円盤が入っており、それを磁気ヘッドで挟み込むように読み込ませています。
また、データを記録する際は、基本的にこれらのプラッター全ての両面を使用し、現行の物はほぼ数MB~数GB程度の周期で盤面を順番に変えて記録しています。

なお、プラッターと磁気ヘッドの隙間は10数nmといわれ、プラッターが回転するときの空気の流れにより接触せずにいます。
一般的なコピー用紙は約90μm(0.09mm=90000nm)程度のものが使用されているため、なんとコピー用紙の約9,000分の1の厚さしか浮いていない計算になります。

そのため、衝撃が発生したり、磁性体のちょっとした凸凹でも致命的な劣化・損傷に繋がることとなります。

ハードディスクの故障原因

①衝撃や経年劣化によるプラッタの劣化・損傷

上記の構造でもお伝えしたとおり、ハードディスクは非常に繊細な機械構造を持っています。

強い衝撃によってプラッターを傷つける事はもちろんのこと、年数が経過したハードディスクが自ら駆動する振動などでヘッドが徐々にプラッターを傷つけていくことがあります。
これが経年劣化と呼ばれるもので、不良セクタと呼ばれるものは、こういったプラッターの細かい損傷や、異常をきたしたヘッドによる書き込み不良などがほとんどです。

ちなみに、一度プラッターに傷が入り、読み取り障害が発生すると、そこを通るたびに磁気ヘッドが不安定になり、更なる傷を発生させる原因となります。
磁性体が損傷すると、磁気を記録している部分が存在しなくなるため、二度とデータを読み出すことが出来なくなります。

使用の際はなるべく安定した場所に置き、衝撃は絶対に加えないようにしましょう。

②熱や過電流による損傷

による障害も発生します。
高すぎる温度は内部パーツの消耗を早めます。
実際に、ハードディスクが壊れるのは冬より夏のほうが圧倒的に多くなります。
また、パソコンなどはホコリが内部の部品や、排熱ファンの周りに付着することにより、機械そのものがも高温になることで、HDDの故障にも繋がるので注意が必要です。

過電流もHDDが壊れる原因の一つです。
雷などの瞬間的に爆発的な電圧・電流が流れ込むことにより、パーツが損傷することがあります。
停電などの復帰時にも、通常より高い電圧・電流が流れ込むことがありますので、停電時にはコンセントからプラグを抜いておくと故障のリスクを抑えることができます。
また、もしもの備えとして雷サージ対応の電源タップ(ブレーカー付きタップ)やUPS(無停電電源装置)を使うことによって急な停電、雷による過電流を防ぎ、機械そのものやハードディスクを守ることもできます

ちなみに、海外でパソコンなどハードディスクが入った機械を動かす際は、日本と電圧が異なる為、電圧の変換機を忘れないようにしましょう!

なお、瞬間停電による急停止で、本来触れることのないプラッタとヘッドが触れて噛み付いてしまうケースも存在します。
一口にHDDの故障といっても、様々な原因や壊れ方があることがご理解頂けたと思います。

 

壊れたらデータの取り出しは不可能なの …?

上記をご覧いただけると分かる通り、様々な要因でハードディスクが故障するため、個人レベルで修理する事はほぼ不可能です。

では、ハードディスクが壊れてしまったらもうデータが取り出せない・・・と諦めないで下さい!

個人で無理にハードディスクを直そうとして事態を悪化させてしまったり、データの取り出しを諦めてしまう前にデータ復旧専門業者に相談しましょう!

株式会社リプラスは、年に何千件と診断・復旧しているからこそ、復旧率にも自信があります!
まずは無料診断で復旧可能かご確認ください!

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お困りの際は是非ご相談ください!

 

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