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突然のサーバーダウン!建設会社で起きた復旧事例

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サーバー故障

建設会社のオフィスで使用していたサーバーが突然ダウン!

建設会社様で実際に起きた、重度のサーバー故障からデータを取り戻すまでの緊急性の高い実例をご紹介します。

サーバー機がエラーで停止!症状は?

CADファイルが消えた

全社員が使用するサーバー機が故障、ファイルが開けなくなった!

蓄積されたデータ容量は数百万ファイル。

サーバー機故障が起きたのは、マンションやビル建設も行う中堅の建設会社様。
緊急度の高い事例をご紹介します。

建築現場、建設業、建築会社様のデータとは?今回インタビューを行ったデータ復旧事業部 三尾氏によれば、CAD図面や、現在進行中の案件資料など時間に迫られる重要なデータが多いという。

特急データ復旧ウィンゲット データ復旧事業部 三尾氏

 

HDD6台構成のブレードサーバー

故障した機器は、『SAS(※)』と呼ばれる規格のハードディスクを6台使ったブレードサーバーでした。

建築会社のCADデータ

サーバーはオフィスの室内の片隅で、24時間働き続けていたのですが、社員のみなさんの知らないところで、ついにHDDに限界がきていたようです。

※SASとは:SAS(サス)というインターフェース規格をもつHDDのこと。SCSI(スカジー)やSATA(サタ)に比べ、転送速度が早く、高耐久・高負荷対応で、24時間連続使用するようなサーバーに使われることが多い。

6台中、3台のアラートランプが点灯

HDDを取り外し、メーカーに郵送し問い合わせたところ「3台の新品のHDDを購入して、故障したHDDと差し替えて再起動してください」と指示があり、その通りに行いましたが、起動すらしない状態になっていました。

サーバー機器はメーカーも様々

 

パソコンやNASなどの機器とは違い、サーバーは構築や保守に専門知識が必要なものですが、保守できる担当者がいない状況でした。

 

データを取り戻すため復旧業者に依頼

診断結果は『重度の物理障害』

「早急に必要なデータがあるので、取り出したいんです!」

藁をもつかむ思いでのご相談でした。

でーたふ

夕方頃、オフィスを訪問しましたが、すでにメーカー様の対応後で、やるだけのことやりつくした状況でした。HDDだけを受け取り、SAS専用の診断機器のあるラボへ運び、初期診断を行いました。

HDDの損傷が原因の『物理障害』なのか、システムの異常による『論理障害』なのか。
診断結果はハードディスク6台中、アラートのあった3台だけでなく、他2台にも損傷のあるほぼ全台に損傷のある重度の物理障害でした。

HDDの不良セクタ

ハードディスクの記憶領域の解析で不良セクタを発見

 

翌朝までに、見積もりの稟議、発注のご準備をしていただきながら、少しでも早くデータをお渡しできるよう、夜通しで先行して復旧作業に入りました。

最大の難問!HDDの並び順

データを取り出すためには、HDDを元のサーバーと同じ構成に構築する必要があります。

サーバーのHDDには並び順があり、順番通り並べ、再構築することで元のサーバーの状態に戻ります。確認したアラートランプは1番、4番、5番。

しかし、メーカーから返却されたHDDは、どれが1番、4番、5番なのか?順番がわからない状態になっていました。

技術者の粘りで解明したHDDの並び順

間違った並び順で構築すると、復旧不可の絶望的状況となります。

技術者で状況を整理しつつ、メーカー特有のデータ保存の法則や、唯一損傷のない1台をヒントに、粘り強くHDDの並び順を何パターンも試し、復旧することができました。

技術者同士の経験を共有し、生かすことで様々なケースに対応しています。

ほぼ100%のデータを復旧

夜通しの復旧作業により、ほぼ100%のデータを復旧することができました

「サーバーが停止してから、長時間業務が止まり大きな支障がでていたので、復旧完了した時には、データが戻って本当によかった!と、みなさんほっと安心されていました。」

物理障害のハードディスク分解技術

物理障害のハードディスクからデータを取り出すには高度が分解技術が必要です。

 

今回の復旧事例は、サーバー保守の専任者がおらず、故障に気づけなかったことが、重度障害になった原因でした。故障に気づくことがもう少し早ければ、大掛かりな復旧や、急なサーバー停止にはならなかったであろうケースです。

 

ハードディスクは消耗品です。

サーバー機器自体ではなく、中のHDDが、いつ壊れるかは誰にもわかりません。しかし、早く故障に気づけることで損害を防ぐことができます。

ぜひ、大切なデータを扱う際には、機器(HDD)の耐久性や、セキュリティ面も考慮した遠隔保存できる『オンラインストレージ(クラウドサービス)』など、複数の場所へのバックアップ体制が重要です。法人向けバックアップ体制についてのご相談は、いつでもお気軽にご相談ください。

事例概要

  • 東京都内の建設会社様
  • 機器概要:ブレードサーバー HDD680GB、SAS規格
  • 症状:『アラートランプの点灯』と『HDD停止』
  • 故障原因:HDD故障の放置で起こる他HDDヘの負荷増による損傷連鎖
  • 所用時間:24時間
  • 復旧率:90%以上
  • 使用用途:社内のファイルサーバー

もし、サーバーが停止したら、通電を繰り返すことで損傷が深くなり、救い出せるデータも戻らなくなります。そのままで今すぐ症状をご相談ください。

特急データ復旧Win-Get! 株式会社リプラス
フリーダイヤル:0120-703-845

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